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動画の効果測定方法|再生回数だけを見てはいけない理由

  • 執筆者の写真: スタジオ白鯨 StudioHakugei
    スタジオ白鯨 StudioHakugei
  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

「動画を作ってYouTubeにアップしたけれど、再生回数が伸びない。これって失敗だったのでしょうか?」 動画制作後、このようなご相談をいただくことが非常に多いです。


結論から言うと、BtoB企業の動画マーケティングにおいて「再生回数」だけで成否を判断するのは危険です。本記事では、動画の目的に合わせた正しい効果測定(KPI設定)の方法と、再生回数以外に見るべき重要な指標について解説します。


なぜ「再生回数」だけを見てはいけないのか

YouTuberやBtoCのマス向け商材であれば、再生回数は重要な指標です。しかし、BtoB企業が制作する動画(採用動画、サービス紹介動画、ブランディング動画など)は、ターゲットが非常に限定されています。


例えば、「特定の業界のシステム管理者」に向けた専門的なサービス紹介動画が、10万回再生されることはまずありません。しかし、その動画を見た100人のうち、10人が問い合わせをしてくれれば、それは大成功と言えます。


再生回数という「量」だけを追い求めると、本来のターゲットではない層にまでアプローチしようとして内容がブレてしまい、結果的に誰にも刺さらない動画になってしまうリスクがあります。


目的別:動画の効果測定で見るべきKPI

動画の効果を正しく測るためには、制作前に決めた「目的」から逆算してKPI(重要業績評価指標)を設定する必要があります。


動画の目的

主な指標(KPI)

測定方法・ツールの例

認知拡大


(まずは知ってもらう)

インプレッション数、リーチ数、完全視聴率

YouTubeアナリティクス、SNSのインサイト

理解促進


(サービスを深く知ってもらう)

視聴維持率、平均視聴時間、離脱ポイント

YouTubeアナリティクス、Vimeoアナリティクス

行動喚起


(問い合わせ・応募につなげる)

クリック率(CTR)、コンバージョン率(CVR)

Google Analytics、MAツール


1. 認知拡大が目的の場合:完全視聴率に注目する

展示会で流す動画や、SNS広告用の動画など、まずは存在を知ってもらうことが目的の場合、再生回数(インプレッション)も一つの指標になります。しかし、より重要なのは「最後まで見られたか(完全視聴率)」です。冒頭の数秒で離脱されている場合、ターゲット設定や動画の「つかみ」に問題がある可能性があります。


2. 理解促進が目的の場合:視聴維持率と離脱ポイントを見る

サービス紹介動画やマニュアル動画では、「どこまで見られたか(視聴維持率)」が重要です。YouTubeアナリティクス等で確認できるグラフを見て、特定の箇所でガクッと視聴者が離脱している場合、その部分の説明が難しすぎる、あるいは冗長である可能性が高いです。このデータは、次回以降の動画制作や、既存動画の改善(再編集)に直結します。


3. 行動喚起が目的の場合:CVR(コンバージョン率)を追う

採用動画からエントリーページへの遷移、サービス紹介動画から資料請求への遷移など、具体的な行動を促すことが目的の場合、最も重要なのはCVRです。「動画を設置したLP」と「設置していないLP」でCVRを比較するA/Bテストを行うことで、動画の直接的な貢献度を測ることができます。


効果測定を成功させるためのポイント

動画の効果測定を意味のあるものにするためには、以下の2点が重要です。


  1. 動画単体ではなく、全体の導線で評価する 動画はあくまでマーケティング施策の一部です。「動画を見た後、ユーザーにどう動いてほしいか」という導線(CTAの設置、遷移先ページの最適化など)が設計されていなければ、動画自体のクオリティが高くても成果にはつながりません。


  2. 公開して終わりではなく、改善を前提とする 一度公開した動画のデータを分析し、「サムネイルを変えてみる」「冒頭の5秒をカットしてみる」といった小さな改善(PDCA)を回すことで、動画のパフォーマンスは確実に向上します。


まとめ

動画の効果測定は、「再生回数」という分かりやすい数字に惑わされず、目的に応じた適切な指標(KPI)を設定することが成功の鍵です。自社の動画が「誰に」「どう動いてほしいか」を改めて整理し、正しいデータ分析を行いましょう。


「動画を作ったものの、どう評価していいか分からない」「次にどんな動画を作ればいいかデータから提案してほしい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。制作だけでなく、公開後の運用や効果測定までサポートいたします。

 
 
 

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