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採用動画に出演する社員の選び方と事前準備|退職リスク対策と「話し上手」の罠

  • 執筆者の写真: スタジオ白鯨 StudioHakugei
    スタジオ白鯨 StudioHakugei
  • 14 時間前
  • 読了時間: 5分

「採用動画を作りたいけど、出演した社員が退職したらどうしよう…」 「うちにはカメラの前でスラスラ話せるような社員がいない…」


採用動画の制作において、人事担当者様から最もよくご相談いただくのが、この「退職リスク」と「出演者の話し下手」に関するお悩みです。


社員のリアルな声は求職者にとって最も知りたい情報ですが、人選や準備を間違えると、せっかくの動画が使えなくなったり、自社の魅力が正しく伝わらなかったりする危険性があります。


本記事では、BtoB企業が採用動画を制作する際に知っておくべき、退職リスクへの備えと、本当に自社に合った出演者の選び方について解説します。


出演社員の「退職リスク」にどう備えるか?

採用動画に出演した社員が、数年後に退職してしまう可能性はゼロではありません。退職するたびに動画を作り直していては、コストも手間もかかりすぎてしまいます。


このリスクに対しては、以下の3つの対策を組み合わせて備えるのが一般的です。


1. 「〇年に撮影されたものです」とテロップを入れる

最もシンプルで効果的な対策が、動画の冒頭や社員の紹介テロップに「※2026年〇月撮影」といった注記を入れることです。


これにより、視聴者(求職者)に対して「あくまで過去の時点での情報である」という前提を提示できます。仮にその社員が現在在籍していなくても、当時のリアルな声として動画の価値を保つことができます。


2. 退職後も使用できる「肖像権使用同意書」を結ぶ

撮影前に、出演する社員と「肖像権使用同意書(承諾書)」を交わしておくことが非常に重要です。


この同意書の中に、「退職後も〇年間は動画を使用することに同意する」という一文を盛り込んでおきます。口約束ではなく書面で残しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。(テレビの取材を受ける時に書くようなアレです!)


3. 代理のキャスト(役者)を立てる

どうしても社員の顔出しが難しい場合や、退職リスクを完全にゼロにしたい場合は、プロの役者をキャストとして起用し、社員の代わりに喋ってもらうという手法もあります。


「リアルさが失われるのでは?」と心配されるかもしれませんが、実際の社員へのインタビューをもとに構成を作り、自社のオフィスで撮影すれば、十分にリアリティのある動画に仕上げることが可能です。


「話し上手」「美男美女」は最善手ではない

退職リスクへの備えができたら、次は「誰に出演してもらうか」です。ここで多くの企業が陥りがちなのが、「とにかく話が上手い人」「カメラ映えする人」を選んでしまうという罠です。


話し上手=最善手ではない

普段からプレゼンに慣れている営業担当者など、スラスラと流暢に話せる社員は確かに撮影がスムーズに進みます。しかし、それが必ずしも「最良の採用動画」になるとは限りません。


例えば、エンジニアや研究職の採用において、流暢すぎるトークは逆に「胡散臭い」「現場のリアルな雰囲気と違う」と受け取られることがあります。技術職の求職者は、話のうまさよりも「どんな技術を使っているか」「どんな課題に向き合っているか」という中身を重視する傾向があるからです。


同じことは「見た目」にも言えます。モデルのような美男美女を揃える必要はまったくありません。むしろ、飾らない普通の社員が自分の言葉で語っている方が、求職者にとってはリアルで親しみやすく映ることの方が多いです。

「こんな人ばかりの会社は合わない」と思われるリスク

また、動画に登場する社員が全員「明るくて、ハキハキしていて、コミュニケーション能力が抜群」だと、それを見た求職者が「自分には合わないかも…」と敬遠してしまうリスクもあります。


多様な人材が活躍している会社であれば、あえて口下手でも誠実に仕事に向き合っている社員や、コツコツと裏方で支えている社員に出演してもらう方が、より幅広い層に安心感を与えることができます。


本当に自社に合った出演者の選び方

では、どのように出演者を選べばよいのでしょうか。ポイントは「どんな人材を採りたいか」を言語化し、それにマッチする社員を探すことです。


1. 採用ターゲットの「ロールモデル」を選ぶ

「こんな人にうちの会社に来てほしい」という理想の人物像(ペルソナ)に近い社員を選びます。求職者が動画を見たときに、「数年後、自分もこんな風に活躍できそうだな」とイメージできることが重要です。


2. 自社の「社風」を体現している社員を選ぶ

自社のカルチャーや価値観を最も体現している社員を選びます。


  • 挑戦を重んじる社風:失敗を恐れずに新規プロジェクトに挑んでいる社員

  • チームワークを重視する社風:部署間の連携を円滑に進め、周囲をサポートしている社員


話し上手かどうかは気にしなくて大丈夫です。プロのディレクターがインタビュー形式で丁寧に話を引き出し、編集で不要な「えー」「あのー」といった言葉をカットすれば、誰でも魅力的なメッセージを伝えることができます。



まとめ

採用動画の制作において、退職リスクは事前の対策(テロップ、同意書、代理キャスト)で十分にカバーできます。


また、出演者選びで最も大切なのは「話のうまさ」ではなく、「自社の社風に合っているか」「採用したいターゲットのロールモデルになるか」です。どんな人材を採用したいのかを言語化し、それに最もふさわしい社員をキャスティングしましょう。


採用動画の企画や出演者選びについて、無料でご相談いただけます。 「どう作れば効果が出るか分からない」という状態でも大丈夫です。 目的から一緒に整理して、効果の出る形にします。



 
 
 

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