ブランディング動画とは?企業ブランドを高める動画の作り方
- BANRI MATSUNAGA

- 2 日前
- 読了時間: 4分
「ブランディング動画を作りたいと思っているけど、販促動画と何が違うのか、正直よく分からない。」そういう状態でご相談いただくことが、よくあります。
ブランディング動画とは何か——販促動画との本質的な違い
マーケティングとブランディングは「目的」が違う
ブランディング動画を理解するには、まず「マーケティング」と「ブランディング」の違いを整理する必要があります。
マーケティングの目的は、企業・サービス・商品を「知らない人に知らせること」です。機能・価格・スペックといった機能的側面の情報を届け、行動(購買・問い合わせ)を促します。販促動画はその手段のひとつです。
一方、ブランディングの目的は、すでに「知っている人」に「選んでもらえる関係をつくること」です。伝えるのは機能ではなく、企業の姿勢・価値観・世界観といった情緒的側面の情報です。ブランディング動画は、この「関係をつくる」ための動画です。
BtoB企業では、この区別が特に重要
BtoCの場合、マーケティングとブランディングの境界線は比較的曖昧でも問題になりにくいことがあります。しかしBtoB企業の場合、購買の意思決定は複数人・複数フェーズにわたり、「信頼できる会社かどうか」が選定基準に大きく影響します。
販促動画で「機能・価格・実績」を伝えることは重要ですが、それだけでは「なぜこの会社に頼むのか」という感情的な理由が生まれません。ブランディング動画は、その「感情的な理由」を育てるための投資です。
販促動画 | ブランディング動画 | |
目的 | 知らせる・行動させる | 関係をつくる・選ばれ続ける |
伝える情報 | 機能的側面(スペック・価格・実績) | 情緒的側面(理念・姿勢・世界観) |
対象 | まだ知らない人 | すでに知っている人 |
効果が出るまで | 短期(数日〜数週間) | 長期(数ヶ月〜数年) |
BtoBでの役割 | 比較検討の材料を提供する | 「この会社に頼みたい」という感情を育てる |
ブランディング動画の「作り方」——企業メッセージと社会・ターゲット心理をつなぐ
「何を伝えるか」ではなく「どうつなぐか」が設計の核心
ブランディング動画を作るとき、多くの企業が「自社の強みや理念をそのまま伝えよう」とします。しかしそれだけでは、視聴者の心に届きにくいことが多いです。
効果的なブランディング動画の設計で重要なのは、「企業のメッセージ」と「社会テーマ・ターゲットの心理」をどうつなぐかという視点です。
たとえば、環境関連事業を手がける企業であれば、「地球温暖化」「カーボンニュートラル」「サステイナビリティ」といった社会テーマと、自社の事業・姿勢の「関わり方」を明確に示すことで、視聴者は「あ、なるほど。だからこの企業はこういう事業をやっているのか」という納得感を得ます。
この納得感こそが、ブランドへの共感・信頼・好感につながります。
設計の3ステップ
①社会テーマ・ターゲットの心理を起点にする
自社が関わる社会的な文脈(業界課題・社会変化・ターゲットが抱える不安や願望)を起点に置きます。「自社が言いたいこと」からではなく、「相手が関心を持っていること」から入ることで、動画が「自分ごと」として受け取られやすくなります。
②企業メッセージとの「関わり方」を言語化する
社会テーマと自社の事業・理念がどう結びついているかを言語化します。「社会と企業の関わり方」「そのために企業が目指す姿」「具体的な取り組み(事業)」の3つを整理することで、動画の骨格が決まります。
③映像・音楽・語り口で「情緒的側面」を表現する
言語化した内容を、映像・音楽・ナレーション・出演者の表情・空間の雰囲気を通じて「感じてもらえる形」に変換します。ここが動画ならではの強みです。テキストや資料では伝わりにくい「企業の人格」を、視覚・聴覚を通じて直感的に届けることができます。
ブランディング動画が特に有効なケース
競合との「機能差」が小さい業界
製品・サービスの機能や価格が競合と大きく変わらない場合、「どの会社に頼むか」の判断は感情・信頼・共感に委ねられます。ブランディング動画は、こうした業界での差別化に有効です。
採用・既存顧客との関係強化にも波及する
ブランディング動画は、採用サイト・コーポレートサイト・展示会・SNSなど複数の場面で活用できます。採用候補者に「この会社で働きたい」という共感を生み、既存顧客に「やっぱりこの会社に頼んで良かった」という安心感を与える効果も期待できます。
まとめ
ブランディング動画とは、「知らせる」ための販促動画とは目的が異なり、「関係をつくる」ための動画です。BtoB企業においては、この区別が特に重要です。
効果的なブランディング動画を作るには、「自社が言いたいこと」を一方的に伝えるのではなく、社会テーマ・ターゲットの心理と企業メッセージをどうつなぐかを設計することが出発点になります。
費用感については、ブランディング動画制作の費用相場と選び方もあわせてご覧ください。
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