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動画の「尺」はどう決める?SEO記事に騙されない最適な長さの考え方

  • 執筆者の写真: スタジオ白鯨 StudioHakugei
    スタジオ白鯨 StudioHakugei
  • 2 日前
  • 読了時間: 4分

「動画を作りたいけど、何分くらいが正解なんだろう?」 「ネットで調べたら『短い方がいい』って書いてあったけど、本当にそれで伝わるの?」


動画制作を検討する際、必ずと言っていいほどぶつかるのが「尺(長さ)」の壁です。

ネット上には「SNSは15秒以内」「YouTubeは3分以内」といったSEO記事が溢れていますが、実はその数字だけを鵜呑みにするのは非常に危険です。


本記事では、BtoB企業が動画を制作する際に知っておくべき、本質的な「尺」の決め方について解説します。


CM動画の尺は「認知のレベル」で決まる

まず、広告として配信するCM動画(バンパー広告やSNS広告など)の尺について考えてみましょう。CMの尺は、ターゲットに「どこまでの認知を目指すのか」というレベルによって明確に分かれます。


Lv.1 名称認知(6秒)

「〇〇という会社(サービス)を知っている」状態を作る とにかく名前だけでも覚えてもらうための尺です。YouTubeのバンパー広告などでよく使われます。情報量は極限まで削ぎ落とし、社名やサービス名を連呼するようなインパクト重視の構成になります。


Lv.2 事業認知(15秒)

「〇〇が何の会社(サービス)か知っている」状態を作る 名前だけでなく、「どんな課題を解決するサービスなのか」までを伝える尺です。一般的なテレビCMやSNS広告のベースとなる長さです。Lv.1の名称認知に加えて、ワンフレーズで事業内容を説明します。


Lv.3 特徴認知(30秒以上)

「〇〇のサービスは他とどう違うのか知っている」状態を作る 名前と事業内容に加え、「なぜ選ばれるのか(強み・特徴)」までをしっかり伝える尺です。競合との違いや具体的なメリットを提示するため、最低でも30秒、場合によっては60秒程度の長さが必要になります。


CM動画を作る際は、「今回はLv.1とLv.2の認知が取れればOK」なのか、「どうしてもLv.3の特徴まで伝えたい」のかを明確にすることで、自然と必要な尺(6秒・15秒・30秒〜)が決まってきます。


フェーズが深まれば、尺は長くても見られる

では、CM以外の動画(自社サイトに置くサービス紹介動画や、商談で使う詳細な解説動画など)はどうでしょうか。


結論から言うと、ターゲットの検討フェーズが深まるにつれて、動画は長くなっても構いません。


「動画は短い方がいい」というのは、あくまで「まだ自社に興味がない人(潜在層)」に向けた広告の話です。すでに自社のサイトを訪れ、サービスについて詳しく知りたいと思っている人(顕在層)に対して、無理に15秒や1分に縮めたスッカスカの動画を見せても、「結局よく分からなかった」で終わってしまいます。


飽きさせない工夫があれば、尺は関係ない

重要なのは「尺の長さ」ではなく、「飽きさせない工夫がされているか」です。


視聴者が途中で離脱するのは、動画が長いからではなく「退屈だから」「自分に関係ない話が続いているから」です。テンポの良い編集、分かりやすい図解、共感できるストーリーなど、視聴者を飽きさせない工夫が詰まった良質なコンテンツであれば、3分でも5分でも、あるいは10分以上でも、視聴者は最後まで見てくれます。


SEO記事の「〇分以内」に騙されないで

ネット上のSEO記事には「動画は〇分以内に収めるべき」といったノウハウが溢れていますが、それに縛られて必要以上に短くしたり、逆に無理やり長く引き伸ばしたりするのは本末転倒です。


動画の尺を決める上で最も大切なのは、「視聴者のことを考え、過多にならない情報量を、飽きないように伝えること」です。


伝えたいメッセージを整理し、それを最も分かりやすく、かつ退屈させない構成で組み立てていけば、動画の尺は「勝手に」決まってきます。


予算と情報量のバランスを制作会社と擦り合わせる

ただし、ここで一つ現実的な問題が立ちはだかります。それが「予算」です。


当然ですが、尺が長くなればなるほど、撮影にかかる時間や編集の手間が増え、制作費用は高くなります。「あれもこれも伝えたい」と情報を詰め込みすぎると、予算をオーバーしてしまう可能性があります。


だからこそ、制作会社との事前の擦り合わせが非常に重要になります。


「今回の予算内で、どこまでの情報を伝えるのがベストか」 「この情報は動画ではなく、LPのテキストで補完できないか」


このように、伝えたい情報の「取捨選択」を制作会社と一緒にプロの目線で行うことで、予算内に収めつつ、最も効果的な尺と構成を導き出すことができます。


まとめ

動画の尺は、SEO記事の定説で決めるものではありません。


  • CM動画は「どこまでの認知を目指すか(Lv.1〜3)」で決める

  • 詳細な解説動画は、フェーズに合わせて長くてもOK

  • 飽きさせない工夫があれば、視聴者は最後まで見てくれる

  • 予算と相談しながら、制作会社と情報の取捨選択を行う


「自社のサービスを伝えるには、どれくらいの尺が適切なんだろう?」と迷ったら、まずは「誰に、何を、どこまで伝えたいのか」を整理することから始めてみてください。


動画の尺や構成について、無料でご相談いただけます。 「どう作れば効果が出るか分からない」という状態でも大丈夫です。 目的から一緒に整理して、効果の出る形にします。



 
 
 

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